IEC活動推進会議「議長賞」
および「電波環境協議会表彰」の受賞

2026.7.7

2026年5月28日に開催された第36回IEC活動推進会議(IEC-APC)総会において、当研究所電磁波先進・基盤研究センター電磁環境研究室の松本泰研究員が令和8年IEC活動推進会議議長賞を受賞した。本賞は、IEC(国際電気標準会議)の標準化活動において顕著な功績を挙げた者に授与されるものである。また、同研究員は2026年6月30日に開催された電波環境協議会(EMCC)総会において電波環境協議会表彰を受賞した。本表彰は、不要電波問題の解決に顕著な貢献をした者または先進的な取組を行った者に授与されるものである。

松本研究員は、IEC/CISPRにおいて不要電波による無線業務への干渉防止を目的とした電磁妨害波許容値設定法の研究および国際標準化活動を長年にわたり主導してきた。とくに妨害波許容値設定モデルの改定を主導するとともに、本モデルを用いて導出した5G無線保護のための6~40 GHz帯における許容値案が国際規格原案に採用されるなど、国際標準化に大きく貢献した。また、国内においても電波環境協議会および情報通信審議会の委員会活動を通じて、国際標準化動向を踏まえた国内指針の整備を推進した。今回の両賞の受賞は、これらの功績が高く評価されたものである。

電磁環境研究室では、今後もCISPR標準化活動等を通じて、NICTの研究成果の国際展開を推進するとともに国際標準化を牽引し、国内外における電波利用環境の発展に貢献していく。

【リンク】

IEC-APC議長賞受賞者および関係者

IEC-APC議長賞受賞者および関係者
(後列左端が松本研究員: IEC活動推進会議WEBページより)

IEC-APC議長賞 表彰状

IEC-APC議長賞 表彰状

EMCC表彰 表彰状

EMCC表彰 表彰状