「第6回時空間同期シンポジウム」を開催
2026.3.26
当研究所の電磁波標準研究センター時空標準研究室が提唱する「時空間同期」ビジョンの共有、および関係機関との連携を通じた研究開発の加速と裾野の広い研究開発環境の醸成を目的として、「時空間同期シンポジウム」を2023年度より継続的に開催している。その第6回目を2026年3月24日、NICTイノベーションセンター(日本橋)において開催した。当日は民間企業および大学・研究機関等から合計127名(大学・研究機関から54名、民間企業から73名)の参加をいただき、これまでの開催実績と同様に多様な分野・組織からの参加を得て盛況なシンポジウムとなった。
今回は、当該受託研究が最終年度の最終月を迎えることを踏まえ、受託研究におけるこれまでの成果の総括、および今後の展開可能性を広く共有することを目的として、全体をオープンセッションとして構成した。具体的には、参画研究者自らによる講演を中心として、以下の4つのセッションを設定した。
- 「時空間同期のためのアルゴリズム開発」
- 「小型原子時計開発のための部品技術」
- 「原子時計計測システムおよび時刻同期システム I.時刻同期」
- 「原子時計計測システムおよび時刻同期システム II.空間同期」
また、次年度以降の企業間連携および産学連携の発展を見据え、受託研究の枠組みにとらわれない情報共有および意見交換の場として、ポスターセッションを新たに企画・実施した。17件のポスター発表のうち、約半数にあたる8件が受託研究外からの発表であり、次年度以降の連携拡大を見据えた情報共有の場として有効であった。
令和8年度以降についても、これまでに形成された人的ネットワークおよび研究成果を踏まえ、関係機関との連携のあり方について検討を進めていく予定である。
会場の様子
会場の様子(質疑応答)
ポスターセッションの様子