2024年11月23日（土・祝）、沖縄電磁波技術センターにおいてオープンハウス2024を開催した。当日は天候にも恵まれ、多くの方に楽しんでいただくことができた。

今年は同センターが関係する研究内容の紹介として、当研究所リモートセンシング研究室の研究者による「ライダーのおはなし」、ネットワーク研究所ワイヤレスネットワーク研究センター宇宙通信システム研究室の研究者による「光通信のおはなし」、2件の講演を行った。講演会場はほぼ満員であり、大人だけでなく子供の姿も見られ、沖縄電磁波技術センターの活動内容に興味を持ってくださっている方が多数いると感じられた。

この他にも恒例の「フェーズドアレイ気象レーダ鉄塔見学ツアー」や、リモコンの操作を通して電波の伝わりを実感する「ラジコンカー」、ペットボトルを使った実験「ペットボトルで雲づくり」、じょうろで水を注いで計器の動きを見る「雨量計のしくみ」、講演「光通信のおはなし」にからめた「光望遠鏡の見学」、総務省沖縄総合通信事務所による「不法無線局探索車等」の展示、同事務所と沖縄県電波適正利用推進員協議会による「おもしろ電波教室」、日本アマチュア無線連盟沖縄県支部による「アマチュア無線局体験運用」等、体験型のイベントを数多く行った。これらのイベントにも親子連れでの参加が多数見られた。

当日会場へは、141名のご来訪をいただいた。アンケートからは「実験の体験をもっとやりたい」、「貴重な体験・学び発見があり子供たちも満足気でした」等、多くの感想をいただいた。中には、昨年のオープンハウスをきっかけに質問を一年間まとめて持ってこられた子供もおり、「これからも天気のこと、レーダーのことを勉強する」と張り切る様子が伝わってきた。

当日ご来訪いただいた皆様にお礼を申し上げます。