金丸研究員が「宇宙からの地球観測を考える会(FEOS)『2024年度FEOS奨励賞』」を受賞
2024.12.11
2024年11月27日、当研究所電磁波伝搬研究センターリモートセンシング研究室の金丸佳矢研究員が、宇宙からの地球観測を考える会(Forum for Earth Observation from Space: FEOS)の「2024年度FEOS奨励賞」を受賞した。同賞は今後の宇宙開発体制のあり方に関するタスクフォース会合・リモートセンシング分科会(TF リモセン分科会)が地球観測グランドデザイン構築の一環として実施する衛星地球観測ミッション公募趣旨にFEOSが賛同し、同公募において先進的な地球観測ミッションの提案を行った若手・中堅研究者を表彰するものである。表彰式は同日に行われた日本リモートセンシング学会学術講演会の特別セッション「将来の衛星地球観測」の中で行われた。
金丸研究員は、2022年から衛星地球観測ミッション公募において、全球降水観測計画(GPM)主衛星に搭載された二周波降水レーダー(DPR)のデータ処理アルゴリズム開発や降水レーダ衛星(PMM)に搭載されるKu帯ドップラー降水レーダー(KuDPR)のシステム検討の知見を活かし、降水レーダーを搭載する小型衛星コンステレーションの衛星ミッションを提案してきた。今回の受賞はこれらの取り組みが評価されたものである。
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