「第39回『センサ・マイクロマシンと応用システム』
シンポジウム優秀技術論文賞」を受賞

2022.11.16

2022年11月16日(水)、当研究所電磁波標準研究センター時空標準研究室の原基揚主任研究員らが「第39回『センサ・マイクロマシンと応用システム』シンポジウム優秀技術論文賞」を受賞した。本賞は2021年末時点で36歳以上の研究者による優れた研究発表に授与されるものである。

原主任研究員らは、東北大学および東京工業大学と共同で、マイクロ波原子時計の超小型化技術として波長可変面発光レーザー(VCSEL)および固体薄膜共振体(FBAR)による非平衡出力GHz発振器の開発を行い、当該シンポジウムにおいて口頭発表した。原子時計の主な構成要素に対して大幅なダウンサイジングを可能にする複数の独自手法を提案し、原子時計の小型化技術に新たな可能性を示したことが高く評価された。

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同シンポジウムにて基調講演を行う原基揚主任研究員

同シンポジウムにて基調講演を行う
原基揚主任研究員