長岡主任研究員および渡辺室長が
「第33回電波功績賞 電波産業会会長表彰」を受賞

2022.6.28

2022年6月28日、当研究所電磁波標準研究センター電磁環境研究室の長岡智明主任研究員および渡辺聡一室長が一般社団法人電波産業会から「第33回電波功績賞 電波産業会会長表彰」を受賞した。

長岡主任研究員および渡辺室長は、世界で初めて小児の標準的な体形および臓器重量を有する電波吸収特性評価が可能な数値人体モデルを開発し、これらを用いて小児の電波吸収量を精密に計算することで、小児に対して近年問題視されていた従来の電波防護レベルの妥当性を明らかにするとともに、2020年改定の電波防護の国際ガイドラインにおいて、携帯電話事業や電波防護政策で重視される基地局からの電波に対する防護指針値を変更する必要はないとの判断に根拠を与えるなど、電波の適正かつ健全な利用に大きく貢献し、このたびの受賞につながった。

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電波功績賞表彰式の模様

電波功績賞表彰式の模様

後列左から2番目が長岡主任研究員

後列左から2番目が長岡主任研究員