2023年1月28日、当研究所電磁波標準研究センター時空標準研究室の矢野雄一郎研究員が、2022年電気学会 電子・情報・システム部門 技術委員会奨励賞を受賞した。本賞は電気学会 電子回路研究会における研究会活性化への貢献に授与されるものである。

矢野研究員は、当該研究会において、クラスタ時系のアイデアを発展させた「原子時計チップを利用した分散型時刻同期ネットワークの検討」についての会議論文投稿と口頭発表を行い、複数の原子時計チップが分散配置されたネットワークにおける新たな時刻維持手法の提案とその可能性を示した。本受賞はこの研究成果が高く評価されたものである。

授与された表彰状